かべるね理論

備忘録を中心に、かべるねの日々思うところをつらつらと書いていきます。

東北でまだよかった?(*・ω・)

消えなさそうなリンク先がどこだか分らんのですが(・ω・)

www.news24.jp

かべるねはとーほぐ出身の上京者で、東日本大震災の際には居たたまれない思いをしつつ、「その自分が阪神淡路大震災の際にどれほど他者の痛みに無関心であったか」を時を経るにつけ思い知る日々を送っているのですが、本件について3点ほど書きたいことがあったのでエントリを起こしました。

  1. 震災が起きたところに原発とか作ってるよね?
    一つ目はこれです。そういうところで震災が起こって、結果事故起きましたよね?莫大な被害があったんじゃなかったんですかね?よかったんですかね?

  2. 莫大な被害がなきゃいいなら都市圏だけ盤石にして地方とか放置ですよね?
    二つ目はこれです。地方創生とか言って全国に広く人が散在するようにしたら、どこで震災が起こっても莫大な被害が出るんじゃないですかね?そんな政策進めちゃダメですよね?

  3. 「東北で」よかった?「首都圏じゃなくて」よかった?
    三つめはこれです。日本語の場合文章の意味するところってのは後ろが重めになります。よって、今村氏も弁解で強調している通り「首都圏に近かったら莫大な被害があった」というのが本意であり、「首都圏以外だったら比較的にどこでもよかった」ということなんですね。北海道でも、関東の外れでも、北陸でも、東海でも、近畿でも、中国、四国、九州、沖縄でも「まだ良かった」のでしょう多分。
    この人は都知事とか都議会議員とか都の職員とかではなく「国会議員」であり「国務大臣」です。もっと言えば、憲法の下で国民に等しく奉仕すべき特別職国家公務員です。そういう立場にある人がこういうスタンスなわけですから、地方出身者としては「やっぱ地方は中央の弾除けなんだな」と再認識してしまうわけです。

きっと大臣が変わってこの話もすぐに人々の記憶から飛んでしまうんでしょうけどね。

 

 

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