かべるね理論

備忘録を中心に、かべるねの日々思うところをつらつらと書いていきます。

高い倫理観(・ω・)

国会が盛り上がっている昨今であります(・ω・)

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稲田防衛相の教育勅語に対する答弁が話題になっていますが、Twitter上でみると「いいことも書いてあるけど『お国のために』が第一になってるでしょ」という指摘が多いです。確かにそうですね。

ですが、かべるね的には「高い倫理観で世界中から尊敬される道義国家」というところで違和感を覚えました。これはキリスト教がベースにある人であれば同様に感じるものではないでしょうか。

キリスト教ユダヤ教がベースになっており、十戒の中には「あなたの父母を敬え」というものがあります。

しかし、イエスの教えには「わたしの名のために、家、兄弟、姉妹、父母、子供、畑を捨てた者は皆、その百倍もの報いを受け、永遠の命を受け継ぐ。」というものがあります。あれ?十戒はどこに行ったの?って感じですね。
かべるねは牧師ではないのでそこについてはスキップさせていただきます(・ω・) ←

話を進めますと、端的に言えばイエスの教えは「敵を愛し、迫害するもののために祈れ」です。

「いやいや、そんなこと無理っしょ…」という方でも「自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな恵みがあろうか。」と言われたら、然り、と思うのではないでしょうか。自分を愛してくれる人を愛するのは「当たり前」のことだからです。

「親孝行、友達を大切にする、夫婦仲良くする」これらは全部当たり前のことです。そして、当たり前すぎて教育勅語にはないのかもしれませんが「自分の命を大事にする」ということも。

イエスは、教えの中で最も重要なものを聞かれた際、「神を愛し、自分を愛するように隣人を愛しなさい」と答えています。

「神を愛し、」についてはスキップさせていただきます(・ω・) ←

話を進めまして、ここでいう「隣人」について、イエスは「よきサマリヤ人」というたとえ話を用いて弟子たちに説明するのですが、こちらもリンクで失礼させていただきます(・ω・) ←

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そろそろ結論に行きますが、高い倫理観で世界中から尊敬される道義国家」って「親孝行、友達を大切にする、夫婦仲良くする」ぐらいでなれるもんなんですかね?

 

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)

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